パラサイト隕石の小話はこちらをクリックお願いします パラサイト隕石は現在3種類存在しています。

1810年にベラルーシ共和国 ブラヒンで発見された「ブラヒン・パラサイト隕石」 1822年にチリ アタカマ砂漠イミラックで発見された「イミラック・パラサイト隕石」 2016年にケニアのセリコで発見され、2017年にパラサイトと認められた隕石 「セリコ・パラサイト隕石」 本品は「セリコ・パラサイト隕石」になります。

2016年にケニアのセリコで発見され、2017年にパラサイトと認められた隕石です。

地球上に落下した全ての隕石の中でもパラサイト隕石は僅か2%弱しか存在しない大変希少な隕石です。

鉄とニッケルが混ざった合金の間を縫うようにかんらん石(ペリドット)が存在しています。

パラサイトは鉄とニッケルの合金の間に、黄色のオリビンが含まれているという変わった構造をしています。

この構造をもった隕石をパラサイト隕石と呼んでいます。

このパラサイト隕石の最大の魅力はこの不思議な構造で、黄色に見える部分がオリビン(かんらん石 ペリドット)です。

中心核から上昇してきた鉄とニッケルが交わったことにより、黄色のオリビンと鉄とニッケルは交わることなく冷却され、このような形が形成されたと考えられています。

薄くスライスする事でLEDライトにかざせば鉄とニッケルの合金以外のオリビンの場所が黄色く透ける姿は見ているだけで幻想的で、それはまるで教会にあるステンドグラスを見ているかのようです。

パラサイト隕石は薄くスライスした状態で観察するのが美しいのですがスライスする事で鉄とニッケルの合金が時間と共に錆が発生します。

そのため保存には錆止め油等の散布が必然です。

今回のパラサイト隕石はパラサイトの両側をガラスでサンドイッチ状に挟み、開いた微量の空間を透明樹脂で完全に埋めていますので錆の心配が一切ありません。

また、表面がレジンではなくガラスで隕石を挟んでいますので色が変色する事もなく錆も発生しないパラサイト隕石です。

鑑別書(5,500円税込)をお付けできますのでご希望の場合は備考欄にその旨をお書きください。

(取得日数10日間) 【お写真に写っている商品を発送致します】 原産地  ケニア セリコ バチカン シルバー925 縦  約25mm 横  約13.8mm 厚さ 約5.6mm 重量 約3.7g サイズはバチカン込みで測定しています。

 

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ショップ True Stone
税込価格 17,600円

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